手作り結婚指輪の基本はミル打ち
ミル打ちとは何か
最近は結婚指輪を手作りする人も多くなっています。
しかし、素材はすぐに選ぶことができても、どのようなデザインにするのかなかなか決まらないという人もたくさんいるでしょう。
自分ですぐ決められる人はよいのですが、どうしても決められない場合には、手作り結婚指輪のデザインの基本と言ってもよいミル打ちを導入してみてはいかがでしょうか。
ミル打ちと言われても何の事だかわからない人もいるでしょうが、簡単に言えば指輪の周りに粒状の打刻を均等に入れていくことです。
かなり古くから用いられているデザインで、ミルグレンと呼ばれることもあります。
ミルグレンには千の粒という意味もあるのです。
千というのは縁起のよい数字でもあるので、結婚指輪を手作りする際には用いる人も増えていると言えるでしょう。
指輪の縁にミル打ちを施す人もいますし、指輪の真ん中に施す人もいるのです。
見た目も実用的にもよいデザイン
なぜ結婚指輪を手作りする場合、ミル打ちを用いるのがよいのかというと、当然理由がいくつか存在しています。
1つ目はシンプルなデザインなのですが、とてもインパクトがあって美しく見えるからです。
しかも光が反射しやすくなるので、煌びやかな雰囲気に仕上がるのも人気の理由でしょう。
2つめはキズが付きにくくなるという点です。
何でミル打ちを施すとキズが付きにくくなるのかというと、ミル打ちをすることでフラットな面が少なくなるからです。
そのため、キズが付きにくくなるだけではなく、万が一キズが付いたときにも目立ちにくくなります。
ミル打ちは1種類だけではない
ミル打ちというと、1種類しかデザインが存在していないと思う人もいるでしょうが、実はいろいろなデザインが存在しています。
シンプルに凹凸を付けるだけではなく、文字を打ち込むこともできるのです。
一般的なミル打ちは粒状ですが、別の形にすることもできます。
好みによっていろいろな種類のミル打ちが存在しているのも、人気の理由だと言えるでしょう。